
2020/10/26
日本知的障害者福祉協会 政策委員会
本日本年度第1回目の政策委員会がオンラインで開催されました。国ではすでに報酬改定検討チームの議論が佳境に入っています。7月から8月にかけて団体ヒアリングが行われました。そこに向けては、正副委員長、事務局を中心に資料作成をしてきましたが、コロナの影響や、協会の改選期も重なり、新体制での開催が例年と比べて大幅に遅れることになりました。
副委員長の仕事として会議の進行を担いましたが、これまでオンラインでの会議には、このご時世ですので何度か参加しているところですが、今回は20名ほどの方の参加があり、オンライン会議の難しさを改めて感じるものでした。
通常は対面で、侃々諤々議論をしている様子と比べても、消化不良感は否めないと感じます。
もっと進行がうまければよかったのですが・・・。
とは言え、まずは第1回が開催で切れホッとしています。
今回の報酬改定は国もコロナ対策で相当の予算を執行していますので、なかなか厳しいものになることは容易に想像できます。また、経営実態調査の結果も11月くらいにはまとまると思います。これらを踏まえて次期報酬の概要が決まっていくことと思いますが、単なる事業者目線で「上げろ上げろ」と叫ぶだけではなく、その後ろにある利用者の皆さんの生活をイメージした要望活動をしていければと思います。
2020/10/16
キャリアパス研修(チームリーダーコース)2日目
標記研修2日目は1日目の彩の国すこやかプラザから、埼玉建産連研修センターに場所を移し、開催されました。1グループの人数も例年は7〜8人ですが、今年は3〜4人、マスク着用、アクリル板の設置と、コミュニケーションの部分で滞ることも多く、なかなか例年のような盛り上がりとなることは難しかったです。
それでも皆さん工夫をしながら、また前向きな参加姿勢により気づきの多い研修になったのではないかと感じています。
毎度毎度ですが、早く以前の状況に戻りたいです。
2020/10/14
ひより着工時検査
来年度4月にオープンを予定している生活介護事業所ひよりですが、今回は国の補助金を利用して建設する事業ということで、着工時、中間時、竣工時にそれぞれ埼玉県による検査が行われるのですが、本日午前中に、着工時検査が行われました。現在はまだ基礎工事の段階なのですが、現在のところ予定通り順調に進行しています。
着工時検査も大きな指摘もなく、滞りなく終了しました。
今年はコロナの関係もあるので、何がどうなるか分かりませんが、とにかく安全第一に予定通りの日程で引渡しを受けることができることを心から祈っています。
建物の形が見えてきたら、改めてこのページでも報告したいと思います。
2020/10/09
キャリアパス研修(チームリーダーコース)1日目
本日標記研修会に講師として参加しました。本研修には10年くらい前から関わらせていただいていますが、本年度はコロナの影響で開催自体が危ぶまれていました。
主催者である埼玉県社協も万全の対策をとり、例年とは多少形式を変えながらも、対面式の研修を開催することができました。
このような集合型の研修に参加するのは本年2月以来でしたが、こういった外での研修は参加者の方のリフレッシュにもつながるものと思いますので、一日も早く例年どおり、余計な気を使わない研修を開催できることを願っています。
2020/09/18
サービス管理責任者指導者養成研修(国研修)
昨日国のサービス管理責任者指導者養成研修が開催されました。本日も引き続き専門別研修コース(意思決定支援)も開催されていますが、私は昨日行われた、来年度から実施される実践研修コースに参加しました。コロナの影響もあり、最近はリモートでの会議には多く参加していますが、今回は参加者が約100人ということで、この規模のリモート研修は初めてでした。
事前学習として大量の動画を見た上で、意見交換・情報交換を中心とした内容でしたが、どの都道府県もご苦労されている様子が伺えました。
中にはリモートでの研修をすでに実施しているところもあり、様々な方法を考えていかなければならないと感じます。
埼玉はこれから実施となりますが、今回の研修を参考にして行きたいと思います。
2020/08/29
新規事業所地鎮祭
本日来年4月開所予定の生活介護事業所ひよりの地鎮祭が行われました。これ以上ないくらいの晴天の中、大汗をかきながら、今後の工事の無事を祈願しました。
本事業は、国庫補助事業のため、どうしても内示の時期の関係で、約半年の工期となっており、規模に対して大変短い工期となりますが、関係各位と連携をとりながら、円滑に工事が進むよう発注者として協力していきたいと思います。
2020/08/07
報酬改定検討チーム団体ヒアリング
発障協理事会を開催している最中、本年度実施される報酬改定検討チームによる団体ヒアリングに、日本知的障害者福祉協会として会長及び政策委員長が出席しました。その様子はオンラインで視聴可能だったのですが、理事会と同時刻ということでその様子をうかがうことはできませんでしたが、委員長より無事終了したとのご報告をいただきました。
今回のヒアリング資料の作成については普段とは違う苦労がありました。何と言っても会議を開けず、意見の集約や共有が大変難しい状況でした。
それでも委員長事務局と議論を重ねながら、資料を完成させることができ、ヒアリング当日を迎えることができたことに安堵しています。
詳しくは厚生労働省のHPに資料が掲載されておりますので、ご確認ください。
2020/08/07
発障協理事会
本日発障協理事会が開催されました。本年度残り半年強あるなかで、当初の事業計画を大きく見直さなければならない中、各部会委員会の今年度の取組について話し合われました。
協会活動には協会が掲げる団体の目的がありますが、その目的の達成の手段として様々な取り組みを行っています。
その取り組みを通して、多くの効果を実感しているところです。
その中でも非常に大きな効果があると感じているのは、法人外の職員との交流によって、情報、そして価値観などを交換できることだと思います。
専門性を構成する要素は、知識・技術・価値と言われていますが、特に価値観については、多くの価値観に触れることで育まれるものであり、そのためにもより多くの人と会い、話をすることが多雪だと日々感じています。
本年度はこのような社会情勢の中、各種会議・研修が実施されず、そのような機会が大幅に減少していることは残念でなりません。
必要以上に新型コロナ感染に気を使わなくても良い状況になり次第、それまでのように多くの人と出会い、意見交換が活発にできるようになった時には、たくさんの職員には、そのような場で貴重な経験をすることができるよう、準備だけはしっかりとしておきたいと思います。
2020/07/31
埼玉県施策推進協議会ヒアリングおよび埼玉県への施策予算要望書提出
本日午前中に埼玉県施策推進協議会の団体ヒアリング、午後には埼玉県への施策及び予算要望書提出を行いました。要望内容としては同じ内容になりますが、前者は埼玉県障害者支援計画策定に向けた団体ヒアリングで、後者は毎年発障協として独自に実施しているものですので、目的や提出先が異なるものです。
とにかく今はよりいいものをというよりは、新型コロナ対策を含めて利用者の皆さんの生活や事業所運営が、しっかりと現状維持できることが第1だと考えますが、同時に恒久的な事項についても、これが議論できる社会環境になった時にスムーズに議論できるよう準備だけはしておく必要があると思います。
2020/07/21
お久しぶりです。
前回の投稿が4月1日でしたので、4カ月近く本ページを放置していました。4月5月はほとんど法人外部の会議や研修が中止になり、また本法人内でもコロナの関係で右往左往していたこともあり、なんとなく投稿することから離れていました。簡単に言うとサボってました。
今月末に発行する本法人広報誌にあいさつ文を掲載することもあり、まずは同内容を投稿し、これから少しずつ、投稿を再開していこうと思います。
以下、広報誌に掲載した文章です。
本年度も早いもので四分の一が経過いたしました。昨年同時期の本紙を見返してみると、1年後に東京オリンピックが開催されること、元号が平成から令和になったことなどについて触れており、これからの明るい未来を期待する内容でしたが。それから1年が経過し、本来であれば、まさに東京オリンピックで日本中、世界中が盛り上がっていたであろう今、日本中、世界中が180度真逆の雰囲気となっています。
この約半年間、コロナという言葉を聞かない日がありません。当法人としましては、緊急事態宣言期間中において日中系サービスや短期入所などの利用、ご家族の面会、居住系サービス利用者の皆さんの外出の自粛等をお願いしてきたところですが、緊急事態宣言が解除されてからは段階的に緩和しております。利用者の皆さん、ご家族の皆さんにはこれまでも多くのご不便をおかけしました。今後も以前のような生活に戻るまで、しばらくの間御不便をおかけすることになると思いますが、なにより利用者の皆さんの健康を守るため、感染予防に対して、引き続きご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
また「令和2年7月豪雨」により、九州地方を中心に甚大な被害が出ております。被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。コロナ禍において、このように大きな災害が重なることは、負の相乗効果を生みやすくなるものと思います。これから台風が頻発する季節となっていきますので、大きな不安を抱えているところです。
そのような中、法人として感染症だけでなく、災害対応も踏まえたBCP(事業継続化計画)を作成しております。どんなに様々な状況を想定していても、非常時にはその想像を超える出来事が起こるものですので、現在作成している計画がその通りに機能するものとは考えておりませんが、少しでもリスクを最小限にしていくためには、事前の備えが重要になってきます。各所よりお知恵を借りながら、少しでも安心して生活できる、職員も安心して働ける仕組みを作っていきたいと思います。
このようになかなか明るい話題も少ない今日この頃ですが、当法人職員も利用者の皆さんに少しでも明るく楽しい生活を楽しんでいただけるよう、前向きに支援にあたっております。詳しくは法人インスタグラムを是非ご覧ください。また、本年度新たに採用した11名の職員が私たちの仲間に加わっていただきました。ただでさえ新入職員にとって、春先はそれまでとは大きく生活や環境が変わる中、体力的にも精神的にも大変きつい状況だと思いますが、毎日元気に頑張っております。
先日新規採用者を対象とした「個別支援計画基礎研修」を何年かぶりに担当し、一緒に学ぶ時間がありました。例年よりは短いグループディスカッションの時間ではありましたが、この3か月に得た気付きや経験をもとに、自分自身の考えや想いをしっかり語り合っている様子を見て、前向きに頑張っていること、大変心強く感じました。職員たちと、もっともっと支援について語り合える、そんなかつてのような日々が1日も早く戻ってほしいと、改めて強く感じました。
さて、話題は変わりますが、本年度の重点実施項目に挙げております、新規生活介護事業所について、6月末に国庫補助の内示を受けることができました。これに伴い、8月に建設業者について指名競争入札を実施する予定となっております。次号では建設の途中経過について報告できると思います。コロナ禍においては、円滑な工事の進捗に不安がありますが、予定としては2月竣工、4月にはオープンする予定です。
本事業所は、高齢の方、重症心身障害の方、医療的ケアの必要な方など、「ゆっくり、のんびり、おだやかに」生活をしていただくことを目的として整備を進めております。本事業の対象となっている方々の日中活動先は地域に十分ではなく、オープン後は重要な役割を担っていくと思います。今ハードソフトともに、様々な設えを考えており、「目的」を達成するための「手段」についてあれやこれやと検討しております。また、本年度4月にオープンした、本事業所から徒歩1〜2分の場所にある、みのりの家加納においては、同様な特徴のある方向けのショートステイを数年後には開始することを予定しており、単一事業ではなく、法人全体として生活全般における支援の仕組みを整え、様々なニーズに応えていきたいと思います。
これからもしばらくは、先の見えない、不安な状況が続いていくことと思いますが、今できることをできる限り頑張りながら、こんな時だからこそできることをできる限り楽しみましょう。
春が来ない冬も、朝が来ない夜もありません。