2024/01/05
新年あけましておめでとうございます。
 新年あけましておめでとうございます・・・と申し上げたいところですが、元日早々能登半島が大きな地震、そして津波に襲われ、甚大な被害を受けております。多数の方がお亡くなりになり、多くの建物が損壊したようです。今も多くの方が避難所での不自由な、そして大変な恐怖を抱えながらの暮らしを余儀なくされていることと思います。また翌日には羽田空港滑走路にて大きな事故が発生いたしまし、旅客機の乗員乗客は皆さんご無事だったようですが、海保機の乗員数名がお亡くなりになられたとのことですが、能登半島地震の被災地に救援物資を届けるため新潟に向かう予定だったとのことです。現地の皆さんには心からお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになった被災者の方々、海上保安庁職員の方々に心から哀悼の意を表します。
 どうしても心が晴れない中での年明けになり、何らか支援の方法を考えたいところですが、親切の押し売りは返ってご迷惑をかけてしまうものですので、私たちができることは、まずは自分たちの日常をしっかりと送ること、そして何か必要なものやことの発信を受け、それに対して、物心ともに積極的に支援することだと思います。

 日常をしっかりと送るという意味では、私たちの目の前の利用者の方々の生活を支えるという部分において、障害福祉サービスにおいては、報酬改定の議論がいよいよ佳境を迎えており、詳細についてはこれからですが、概要についてはだいぶ姿が見えてきたように思います。また子ども家庭庁が設置されて間もなく1年がたとうとしていますが、ある意味では障害福祉サービス以上の変化がみられています。
 物価高、最低賃金の上昇や社会保険等を含む人件費の上昇など、公的価格で経営を行う福祉、保育、介護は、適正な経営を行うためには適正な報酬設定をしていただかなくてはなりません。ただでさえ少子化、高齢化により全作業的に労働人口が減少している中、他産業の賃金上昇率は大きな伸びを示そうとしており、もともと全産業と比較しても給与水準が低いとされる福祉、保育、介護業界の人材の流出は極めて大きな問題です。
 利用者の皆さんの日常を支えるため、もちろん職員の日常を支えるためにも建設的で未来志向の報酬設定を期待したいと思います。
 と同時に私たち自身でできることを考え、実行していくことも大切ですので、チームとして研鑽や議論を惜しまず、義務感ではなく使命感を持って、よりよい保育福祉サービスにつなげていきたいと思います。

 個人的には日本知的障害者福祉協会の政策委員として、報酬改定の検討年度ということもあって、昨年は全国多くの地域お伺いいたしました。その中で多くの人たちと出会い、議論し、それぞれの地域特性を活かした取り組みや、風土、文化にも触れることができ、大変勉強になる1年でした。年が変わってまた年度内も複数の地域にお伺いする予定です。
 このような機会が当たり前ではなく、自身の成長のためにも大変ありがたい機会であることを強く認識し、このような機会を大切にしていきたいと思います。
 皆様方におかれましては、これから寒さも厳しくなる中、お体にご留意いただき、また当法人に対しましても引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
2023/12/23
法人内ネットワーク研修
 本日法人全体会議と法人内ネットワーク研修を開催しました。

 前回まではオンラインでの開催でしたが、今回うさぎこども園の体育館を使用し、久しぶりに顔を合わせての開催となりました。

 議案は前回開催日の8月から12月までの業務報告が主ですが、加えて就職内定者の紹介も行いました。

 その後はネットワーク研修ということで、本年度は少し体を使って、研修会を行いました。
 第1種目ピンポン玉スプーンリレー、第2種目新聞紙ボール玉入れ、第3種目長縄跳び、この3つの種目を行い得点を競うものです。
 これではただの運動会のようですが、それぞれの種目の前に作戦会議を行い(アセスメント)、1回戦目を行い(インターベンション)、その反省を踏まえて作戦を練り直し(モニタリング・再アセスメント)、2回戦を行うというまさにケアマネジメントプロセスにも繋がる壮大な?テーマをもって実施しました。
 その内インスタグラムにも投稿されるものと思いますので、お楽しみにしていてください。

 本研修はチーム力を向上させるために必要なことや合意形成の方法を学ぶことに加え、他事業所がシャッフルされたチームを作って演習に取り組むことによる法人内のネットワークの醸成を目的にしています。
 前段の全体会議での各事業所の業務報告の中でも、他事業所の名前がしばしば登場しており、各職員が意図的にそれぞれの事業所が必要に応じて有機的につながっていることを実感しました。

2023/12/14
しびらきの職員の皆さんが来園されました。
 本日さいたま市桜区を拠点とする社会福祉法人邑元会しびらきの職員の皆さんが、当法人の主にみのりの家加納、ひよりのご見学に来園されました。

 しびらきさんとは4法人合同研修でも一緒に学びあう関係性にあり、大変仲良くしていただいているところです。

 いただくご質問やお話をさせていただく中で、高い課題意識を持ち、真摯に障害のある人たちへの支援に向き合っている様子を強く感じました。
 私自身も大変刺激を受けた機械となりました。

 http://sibiraki.jp/
2023/12/05
桶川市障害車計画障害福祉計画策定委員会
 本日表記会議に出席しました。

 今回が3回目の会議となりますが、おおむね計画案がまとまってきました。

 計画作成はあくまでも障害者施策を前に進めるための手段であり、作成自体が目的ではありません。
 作って終わりではなく、1事業者としてあるいは1市民として計画がしっかりと遂行されているかどうかについても注視していきたいと思います。
2023/11/30
北陸地区地域支援部会・相談支援部会合同研修会
 本日富山県にて標記研修会が開催され、政策委員会として現段階における報酬改定の検討状況についてお話をさせていただきました。
 写真は分かりづらいですが富山駅です。

 今回は主にグループホームと相談支援の職員の方々が対象の研修会でしたが、ともに地域生活を支える大切な役割を担っており、また制度についてもたくさんの知識を要する立場の方々なだけあり、皆さん真剣に参加されていました。

 また後半では富山国際大学の教授で、ご自身でも社会福祉法人の理事長を務めていらっしゃる村上先生のご講義も拝聴しました。
 様々な角度から物事を見ることの大切さを学ばせていただきました。

2023/11/27
発障協サビ管・中堅職員 情報交換会
 本日発障協の障害者支援施設部会にて午前中には中堅職員、午後にはサービス管理責任者の情報交換会を行いました。
 コロナ禍にあって、この情報交換会もオンラインで実施していましたが、本年度は対面で実施することができました。
 ただ、参加者数はオンラインの時と比べて少数となっており、改めて、参加しやすいというオンラインの良いい特性も感じる機会となりました。

 午前も午後も皆さん活発に情報交換を行い、また他法人の職員と交流することでたくさんの気づきがあったものと思います。
2023/11/12
いろどり祭
 コロナ禍にあった3年間開催することができなかった収穫祭ですが、本年度4年ぶりに、そして名前も「いろどり祭」として開催いたしました。
 この3年間に採用された職員たちは、イベントそのものを経験しておらず、本年度はリハビリを兼ねて、ご案内も、ご家族、上尾桶川伊奈地域の事業所、近隣の地域の方々に限定し以前の半分くらいの規模で開催いたしました。

 お祭りの企画運営の経験のない職員が多い中、たくさんの失敗もあることを前提に取り組んできましたが、職員一人一人が楽しみながら、準備や当日運営を行ってくれたことにより、結果的にはそれでも200名弱の方々にご来場いただき、楽しい時間を過ごすことができました。
 当日の様子は、後日インスタグラムにも投稿されますので、お楽しみにしてください。

 地域の方々と交わりながら、楽しいイベントを楽しむ利用者の皆さんの様子を見ると、なんともうれしい気持ちになると同時に、この3年間は時が止まっていたようにも感じます。

 来年度はもっと盛大に、もっと多くの方々にご来場いただけるよう、楽しいイベントにしていきたいと思います。
2023/10/26
障害福祉サービス報酬改定に向けた緊急集会
 本日衆議院第一会館にて標記集会が開催されました。
 約30の団体300名近くの障害福祉サービス事業所、当事者団体の関係の方々が集結し、国会議員の皆さんにもご臨席いただきました。
 他産業の賃金の上昇、物価高などに対して、公的価格である障害福祉サービスは自身で価格設定をできないため、適正な報酬を国に設定してもらう以外、対応のしようがありません。
 これから報酬改定の議論も佳境に入っていきます。
 私自身も日本知的障碍者福祉協会の政策委員という立場として、しっかりと議論していきたいと思います。
2023/10/25
埼玉県社会福祉協議会キャリアパス研修チームリーダーコース
 先週の水曜日と本日の2日間にわたり、標記研修会の講師をしてきました。
 本研修に携わるようになり、何年たつか忘れるくらい長くお世話になっておりますが、毎年楽しみにしている研修の一つです。
 対象は介護、障碍者支援、保育、社協とその種別を問わず、それぞれの事業所で部下を持ち、リーダーとしてご活躍されている方々とあって、皆さん強い思いを持っていることを感じるとともに、様々ご苦労もされて入りるようでした。
 このようなグループワーク中心の研修のもっともよいところは、大変な思いをしているのは自分だけではない、悩みは共通しており、それを共有できることだと思います。
 本年度はオンラインでしたが、来年度は対面形式を復活するようですので、さらに研修効果がたまることを期待しています。
2023/10/17
初雁の家落成式
 本日川越市にある社会福祉法人けやきの郷が運営する障害者支援施設初雁の家の落成式に出席してきました。
 初雁の家は4年前の台風により、甚大な被害を受けました。被災した数日後に私も現地に入り、その被害の大きさには言葉を失うほどであったことを思い出します。
 もともと川沿いにあった初雁の家は、水害に会いやすい立地であったことから、今回移転を伴う施設整備となったようです。
 この間職員の皆さんは大変なご苦労をされたことと思いますが、こうして新たなスタート切ることができたことに、心からお祝い申し上げます。
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