
2014/02/21
税と社会保障の一体改革に関する説明会
千葉から戻り、午前中は職場で打合せ、午後には標記説明会に出席しました。財務省、厚生労働省、中小企業庁の方から、それぞれ話がありました。
感じたことは、一言で言うと我が国は「ヤバイ」ということを、再認識したということです。
昨日は千葉にて社会福祉法人の在り方についての話がありましたが、社会貢献活動や課税の話が出てきた背景には、もちろん本来的な使命やイコールフッティング論という側面もあるとは思いますが、財政的な理由もかなり大きいと感じます。つまり、取れるところからは取らないと、日本はもたないといういことです。
社会福祉法人も本来的な使命に加えて、経済活動を行う存在としての役割を果たしていく必要を感じます。
2014/02/21
関東地区生活支援部会
2月20日と21日に千葉県幕張で標記研修会が開催され、出席してまいりました。残念ながら、2日目は所用により朝7:30には出発しなければならず、参加できなかったため1日のみの参加でしたが、大変勉強になる研修会でした。
研修の内容は、千葉県にある生活クラブという法人の理事長の話でした。
法人の取り組みを中心に、社会福祉法人の在り方について話されていました。最近ではどこへ行ってもこの話題です。もう避けては通れない話題です。この流れでいけば、ほぼ間違いなく社会福祉法人にも何らかの形で課税されるでしょう。
一方で、社会福祉法人の社会貢献活動が何かしらの指標により評価され、その部分については課税されないような仕組みも検討されているようです。
要は、数年前に行われた公益法人改革に例えれば、一般社団(財団)法人と公益社団(財団)法人に分かれる、どちらかを現存の社会福祉法人が選択するということになるでしょうか。
どちらが正解か、正義かはそれぞれの法人の理念や考えによると思いますが、少なくとも社会福祉法人という「冠」の重さは感じなくてはならないと感じます。
夜はお決まりの懇親会でした。千葉県の皆さんには大変お世話になりました。
また、いろいろと法人外の仕事をさせていただくようになり、県内外に顔見知りの方が増えたなぁと実感します。
このようなインフォーマルなお付き合いが、実は私自身の見聞を広げる機会となっています。
飲みすぎに注意しながら、このような機会を大切にしたいと思います。
2014/02/11
九州地区視察研修
2月9日から11日の3日間、日本知的障害者福祉協会支援区分検討委員会の委員法人の視察として、熊本の菊愛会、鹿児島の落穂会に行ってきました。と言っても、前日8日はご存じのとおり関東地方には50年ぶりの大雪で、始発のバスに乗り、何とか羽田空港に到着したものの、飛行機は2時間半遅れ、現地についたのは夕方ということで、菊愛会の法人事業所の視察はできませんでした。残念です。
しかしながら宿泊したのは、菊愛会が就労継続A型事業所として経営する旅館でしたので、その一端は見せていただくことができました(1枚目の写真)。
この事業所は単独型の短期入所も併設されており、利用者さんがA型で働いた後、そのまま短期入所で泊まって行けたり、旅行のような使い方ができたりと、たくさんの可能性を感じる、興味深い仕組みでした。
また、温泉のお湯も大変素晴らしく、羽田空港で2時間半待たされた疲れも十分に癒していただきました。
翌日は前日のお酒が抜けないまま新幹線で鹿児島へ。鹿児島では、まず児童発達支援センター、放課後等デイサービス、居宅介護、就労継続B型を一体的に行っている地域生活支援センターを見学しました(2枚目の写真)。
その後グループホームや児童入所施設、また駅前にある保育所と児童発達支援センターが併設されている事業所などを見学しました。
もともと児童施設がスタートであった法人ということもあり、児童の支援に対する専門性の高さや仕組みなど、参考になりました。特に当法人では児童の関係は放課後デイしか行っておらず、どちらかというと高い専門性をもって支援するというよりは、いかに楽しい時間を子どもたちに過ごしてもらうかというコンセプトであるため、臨床心理士やSTなど、専門職を多く配置し、専門的に療育をおこなっている様子には、自分たちの未熟さを感じましたし、また、駅前の事業所は同じ鹿児島市でも、市街地から離れた地域のニーズと、都市部のニーズの違いに応じ、それぞれのニーズに応える大変面白い、興味深い取り組みであると感じました。
勉強になったことはこの場では到底書ききれませんので、詳しくは下記サイトをご参照ください。
2日とも夜は地元のおいしい食べ物やお酒をふるまっていただき、また、両日とも法人の職員の方もご参加いただきました。
いつも思うことですが、素晴らしい仕事をしているところは、仕事とおもてなしが比例しているように感じます。お客様をお迎えする態度や姿勢などは感服するものがあります。
仕事だけでなく、このようなおもてなしの姿勢もぜひ見習わなければなりません。
社会福祉法人菊愛会
社会福祉法人落穂会
2014/02/07
埼玉県虐待防止・権利擁護研修(管理者研修)
本年度2日程目の虐待防止(管理者コース)研修を開催しました。前回が約80名、今回は約50名ということで、前回よりもゆったりとした雰囲気だったような気がします。
虐待防止には専門性と虐待に対する認識、およびそれらを向上させる風土や仕組みが必要だと思います。現場の努力も当然必要ですが、それだけでは不可能で、やはり管理者をはじめとする経営者層が果たすべき役割が大きいと感じます。
2014/02/06
利用者部会新年会
本日発障協利用者部会新年会が開催されました。本年度は昨年の反省を踏まえ、ゆったりとした雰囲気で開催できるよう企画をしてまいりました。
皆さんでバイキング形式の昼食は、マジックボランティアの方々によるマジックショーを見ながらのとっていただきました。
昼食終了後は、秩父学園のO委員と、発障協事務局のAさんのレクチャーで、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」をみんなで歌って踊って、楽しいひと時を過ごすことができたのではないかと思います。
当法人からもりんごの家、みのりの家からそれぞれ2名ずつが参加し、楽しまれたようです。
協会の任期は今年までですので、来年も利用者支援委員となるかは分かりませんが、来年も今年以上に利用者の皆さんにとって楽しい場となる企画がなされることを期待します。
2014/02/02
家族会新年会
昨日毎年恒例の家族会新年会にご招待いただき出席しました。本年度は私を含め6名で参加させていただきました。普段は私もなかなかご家族とお話をする機会がなく、このような場はとても貴重な機会となっています。
たくさんのお話をさせていただきました。その一つに、ご家族の皆さんからは私たちの良いところだけでなく、苦情を含めたご意見も遠慮なくおっしゃっていただけることに感謝していることをお話ししました。
もちろん、常に「ご家族の意見=利用者ニーズ」とは限りませんが、少なくとも多くのご家族は、世界で一番自分の子どもを愛している存在であるとともに、利用者の方もご家族のことを一番愛しています。その意味ではご家族に安心していただくことも利用者支援の一つであると思います。
引き続き、ご家族の方々に安心していただけるよう、』何でもおっしゃっていただける信頼をさらに高められるよう、誠意をもった仕事をしていきたいと思います。
2014/01/29
埼玉県福祉関係者賀詞交歓会
たぶん表記のようなタイトルだったと思います。いわゆる福祉関係者の新年会に、虐待防止研修終了後に参加しました。気のせいでしょうか、かつてよりも参加人数が減っているような気が・・・。主催する埼玉県社協に聞いたところ、例年並みとのことですので、会場が広くなったのかもしれません。
本法人が設立して数年は、このような集まりには恐れ多くて参加したことはありませんでした。
それが今では、たくさんの方と面識をもち、本当に多くの仲間ができたことを実感します。
多くの方々の支えがあり、こうしてまた新しい年を迎えられたことに感謝し、そして来年はもっと多くの素敵な出会いを実感できるような年にしたいものです。
2014/01/29
埼玉県虐待防止・権利擁護研修 管理者研修
昨日標記研修会に研修スタッフとして参加しました。埼玉県が主催する本研修は4年目となり、2年目の一昨年からは従事者向けの演習を中心とした研修が、3年目の昨年からは管理者向けの演習を中心とした研修が、それぞれ始まりました。
その中で昨日は管理者向けの研修を行いました。管理者向けの研修は(従事者もですが)、2日程となっていますので、来月早々にもう一度同内容の研修を実施することとなります。
昨日は約80名の管理者もしくはそれに準ずる方々がお集まりになり、管理者の立場として、どのように事業所における虐待防止に向けた取り組みを行っていくかということを、グループディスカッションを中心に行いました。
管理者向けの研修は、相手が管理者の方だけにやりづらいところがあるものですが、多くの方は、皆さん前向きに、建設的に意見交換をされていたように感じます。
しかし残念ながら、こちらで提示した事例の内容について「これは虐待ではない」と言い切る方もいたりします。
誤解のないように申しあげますが、今回提示した事例は、明らかに虐待と判断すべき事態です。
このような価値観をお持ちの方の価値観を、私たちが少しでも変えることができるのだろうかと、考えてしまいます。が、もしかしたら私たちが価値観を変えるなどという発想自体が、謙虚さの足りない発想かもしれません。
変えられる変えられないではなく、利用者の方々の件利用を守る取り組みを、一緒に取り組んでいきましょうと、声を上げて訴え続けることが大事なのかもしれません。
また、他に報酬単価が少ないから、人員配置基準が低いから、人手が少ないから虐待が起きてしまうという論調の方もときどき見かけます。
もちろん現状の制度が100点だとは思いませんし、様々な困難な背景はあろうかと思いますが、いかなる事情も虐待を許す理由には決してなりえません。ここだけは自分自身も含めて認識していかなければなりません。
あともう一度管理者向け研修があり、従事者研修も控えています。決して私たちの法人が100点満点の支援をしているわけではありませんが、当法人も含め、埼玉県全体で利用者の方々の権利を守る意識が高まるよう、微力ながら尽力したいと思います。
2014/01/22
社会福祉法人による社会貢献活動に関する研修会
昨日標記研修会に参加しました。現在、社会福祉法人による社会貢献活動の検討委員会の作業部会に委員として参加しておりますが、改めて大変刺激を受けた研修でした。
今私たちで検討しているのが、生活困窮者に対する相談支援や緊急一時的な財政援助の仕組みで、すでに大阪や神奈川で実施されているものです。
規制緩和やイコールフッティング論から、今まさに社会福祉法人の在り方や存在意義が問われています。社会福祉法人が非課税法人である理由や背景をよく認識し、少なくとも本来支払うべき税金分の社会貢献をしなければ、課税対象法人になることはほぼ間違いありません。
社会福祉事業をやるだけが私たちの使命ではないという認識はしていたつもりですが、それでもまだまだ認識は甘かったと痛感しました。
私たちができる、私たちだからこそできる社会貢献ってなんだろう?そんなことを考えながら、もんもんとしながら帰路につきました。
しかし、社会福祉法人が本気でその使命を果たそうとしたとき、間違いなく社会にとっての財産になりうるわけで、その意味では社会福祉法人は、もしかしたら世の中を大きく変えることのできる存在になりうるのかもしれません。
そうすれば、現在の福祉業界に人が流れてこないという業界全体の課題がウソのように解決され、社会に大きく貢献できる社会福祉法人で働ききたいという人がたくさん出てくるかもしれません。
夢物語のような気もしますが、その可能性がないわけでもない気がします。
そう考えるとすごく責任の重さを感じる一方で、なんだかとてもワクワクしてきます。
2014/01/20
某局某ドラマの反響
某局の児童養護施設を題材にしたドラマの反響がすごいようです。親に捨てられた子供たちが、それぞれの境遇になぞられたニックネームで呼び合い、親子の絆や、幸せとは何かを問いといった内容ということです。
ここに出てくるニックネームとはポスト(赤ちゃんポストより)、ドンキ(母が鈍器で恋人を殴り逮捕される)、ロッカー(コインロッカーベイビーより)など、かなり辛辣なニックネームです。
また、舞台となっている施設では、子どもたちを将来里親に飼われる犬と呼び、飼い主に可愛がられるために泣く訓練をさせ、罵声や暴力もいとわないといった光景も描かれています。
このような内容に対し、全国で唯一赤ちゃんポストを設置している九州地方の病院や、児童養護施設の協会などから、放送の中止を求める声が上がっています。
理由としては、
・児童養護施設で暮らす子供たちが学校などで差別にあう。
・施設で働く職員に対する世間からの誤った認識、誤解を招く。
といったものが主なもののようです。
一方で、子供たちの演技に対する称賛の声も多く挙がっているようです。
私も第1回を拝見しましたが、対かに放送中止を求める声に対しては、確かにその通りだと思いますが、一方で残念ながら児童養護施設だけでなく、障害者施設や高齢者施設でも虐待が必ずと言っていいほど年に数回は明るみになるという実態もあり、ドラマなどを通してきれいな姿だけではないことも世間に知ってもらうこともありなのかなとも思ったりもします。
もちろんドラマとはフィクションであり、また、多少デフォルトされて表現されるものだと思いますので、単なる作りものとして見れば問題もないのかもしれませんが、その作りものにより傷つく子どもたちがいるとすれば、きちんとした配慮も必要でしょう。
ここに出てくる施設長は明らかに虐待加害者です。しかし、その裏には何か「事情」もあるような含みも見えます。もしかしたらその裏には「愛」があるのかもしれません。
ただ、物語を最終話まで見ないと何とも言えませんが、どんな「事情」があろうと、そこに「愛」があろうと、虐待は虐待です。暴言や暴力も「事情」や「愛」があれば、仕方がない、許されるという理屈は通りません。そのようような表現にならないことを期待し、最終話まで楽しみに拝見してみたいと思います。

